1990年第40回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。ロンドン響、モントリオール響、シドニー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、ベルリン・ドイツ響、デュッセルドルフ響、トゥールーズ・キャピトル管、パリ室内管等欧米各国のオーケストラを指揮。国内では91年N響「若い芽のコンサート」でデビュー以来、全国の主要オーケストラを指揮し、好評を得ている。これまで、新星日響正指揮者、東フィル正指揮者、名古屋フィル常任指揮者、日本フィル正指揮者を歴任。
1995年、自ら結成したトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズと共に、三鷹市芸術文化センターを拠点に活動を開始。「ベートーヴェン交響曲全集(EXTON)」の録音も行っている。オペラ指揮者としては1997年《後宮からの誘拐》でデビュー以後、ツェムリンスキー《王女様の誕生日》、日生劇場ベルク《ルル》全3幕完成版等数々の演目を指揮、いずれも絶賛されている。海外では、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、ケルン歌劇場、バイエルン州立バレエなどを指揮。また、2007年4月びわ湖ホール第2代芸術監督に就任以来≪王女様の誕生日≫、≪ばらの騎士≫、≪サロメ≫、≪トゥーランドット≫、≪ルル≫、≪ラ・ボエーム≫、≪トリスタンとイゾルデ≫、≪アイーダ≫を成功に導いている。91年第1回「出光音楽賞」、99年第7回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、01年第51回芸術選奨文部科学大臣新人賞、04年第3回齋藤秀雄メモリアル基金賞、05年第46回毎日芸術賞、第23回中島健蔵音楽賞、2011年文化庁芸術祭優秀賞、第61回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。
現在、びわ湖ホール芸術監督、大阪センチュリー響首席客演指揮者、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ音楽監督。2010年度より群馬交響楽団の首席指揮者兼芸術アドバイザー。

1928年、プラハ生まれ。プラハ音楽アカデミーでカレル・アンチェルに指揮を学び、卒業と同時にFOK(プラハ交響楽団)にて指揮者としてデビュー。1956年、ザルツブルグでジョージ・セルの指揮セミナーを受講し、58年には、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで第1位優勝。60年代末迄には、多くのチェコのオーケストラとの公演や客演により、チェコ屈指の指揮者としての評価を得る。この時期は、チェコ・フィルやプラハ交響楽団とのレコーディングの成功(モーツァルト、ハイドンの交響曲のほか、特にマルティヌーの交響曲第4番はレコード・グランプリを受賞)等に恵まれ、充実した活動期であった。1968年8月、ソ連軍の侵入後、オーストリアへ移住。トゥルノフスキーの国際的キャリア、在任した数々のポストは実に壮観である。ドレスデン国立歌劇場の音楽監督を二期務め、同歌劇場管弦楽団の音楽総監督を66年より68年まで務めた。75年、オスロの国立ノルウェー・オペラ劇場の音楽監督に任命され、79年から82年にはボン歌劇場の音楽監督を務めた。また、ベルリン・ドイツ・オペラ、国立シュトゥッツガルト歌劇場、ストックホルム・ロイヤル・オペラ・キャピタル・トゥールーズ劇場、ウェルシュ・オペラなど、多くのオペラ劇場の制作に携わっている。オーケストラでは、ニューヨーク・フィルを始め、クリーヴランド管弦楽団、デトロイト交響楽団、ロンドン交響楽団、バイエルン放送交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ウィーン交響楽団のほか世界有数のオーケストラと共演している。なお、日本では、78年に東京都交響楽団と京都市交響楽団に、84年には日本フィルハーモニー交響楽団、95年には群馬交響楽団に客演している。1992年、ビロード革命後の故国に戻り、92年から96年までプラハ交響楽団の首席指揮者を務めた。98年4月より群響首席客演指揮者に就任している。

東京生まれ。東京音楽大学指揮科に学ぶ。第1回キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。1991~95年ノールショピング響首席指揮者、91~00年日本フィル正指揮者、97~2001年ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、98~00年リンブルク響首席指揮者を歴任する傍らフランス国立管、ベルリン放送響、ウィーン響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響などに定期的に客演。2006〜2008年米国コロンバス交響楽団の音楽監督を務め、数々の名演とともに Denon レーベルにはチャイコフスキーの録音を残し、その実力を内外に知らしめた。2007年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招聘され、ハイドンとラフマニノフのプログラムを指揮、2008年5月には小澤征爾の代役で急遽水戸室内管定期演奏会を指揮、聴衆、批評家からともに絶賛された。またオペラの分野でも、シドニー歌劇場におけるヴェルディ《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、国内外で活躍。近年では日生劇場《後宮からの逃走》、《利口な女狐の物語》、藤原歌劇団公演《トラヴィアータ》等が記憶に新しい。2008年4月から京都市交響楽団常任指揮者。2011年4月より、群馬交響楽団友情客演指揮者就任。

歴代指揮者
1946年 山本直忠(常任)
1949年 小池芳二郎(常任)
1961年 甲斐正雄(常任)
1963年 ハンス・ヘルナー(常任)
1968年 山田一雄(芸術監督)、遠山信二(常任)
1974年 遠山信二(音楽監督)、伴有雄(常任)
1978年 佐藤功太郎(常任)
1981年 豊田耕児(音楽監督)
1987年 手塚幸紀(常任)
1993年 高関健(音楽監督)
2010年 沼尻竜典(首席・芸術アドバイザー)