公演カレンダー
GUNMA SYMPHONY ORCHESTRA
GUNMA SYMPHONY ORCHESTRA
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群馬交響楽団の設立目的の一つにある「群馬県における文化の向上」を実現するため、
県民・市民の皆様に向け、地域に根ざした様々な活動を行っています。
団員が地域の施設に出向いて演奏する「心に響く音楽会」、群馬県議会で開会日に行われる議場演奏。
群馬の森で行われる野外コンサート「森とオーケストラ」、
群響合唱団や地域の合唱団との共演、団員とより身近に交流できる「cafeパーティー」などを開催し、
皆様に愛される地域に根差したオーケストラを目指しています。
群馬県内の高校生へ移動音楽教室の次の段階としてより本格的なプログラムの音楽鑑賞の機会を提供しています。
クラシック音楽をより身近高崎市からの委託事業として、身近なオーケストラとして地域の音楽文化の普及を図るため、楽団員が地域の施設に出向きコンサートを行っています。少人数のアンサンブルによりコンサートホールに来られない方にも、本物の音楽と感動を提供しています。
国連総会のオーケストラ演奏をモデルに1957年3月2日に群馬県議会で初演奏を行いました。初回は、珍しい催しとあって報道陣がつめかけ、傍聴席も満員となりました。この催しは、議事堂の改築などで中断はあったものの、今も県議会の恒例行事として定着しています。最近では、インターネットでの中継で見ることができます。
「群響を市民の手で育てよう」と立ち上がった高崎青年会議所の若者たちが、ひと握りの音楽ファンでだけでなくもっと広く親しまれる音楽会をしようという活動を始め、1976年9月、「21万市民と群響による手作り音楽会」を初開催。群響の楽員たちのも同様の気運が生まれ、同年9月には、群馬の森(高崎市)で交歓会をしようということになり、「群響と歌おう」と題し、観衆からリクエストを受けることにして歌集も用意しました。参加した楽員は16人で、芝生の上に集まった家族連れなどと和やかに楽しみました。同じような交歓会を数回続け、1978年5月には、群響を育てる市民会議との共催で「森とオーケストラ」という本格的な野外コンサートを実施。これはその後も続き、後援団体も増えて、今もゴールデンウィークの恒例行事として親しまれています。
1977年度にさまざまな文化団体が参加する「県民芸術祭」が始まり、群響は「県民芸術劇場」という名称で演奏会を行いました。この演奏会は翌年度から「県民音楽のひろば」という名称になり、現在も続いています。この事業は県・市町村などが共催するもので、群響の演奏を県内の広い地域で聞くことができるように、という趣旨で行われています。また、それぞれの地域で活動する合唱団と演奏会を開催することによってオーケストラとの共演や、合唱曲の鑑賞機会が増えることにより、音楽文化のすそ野を広げています。
団員と県民の皆様との、より身近に交流できる機会として実施している「cafeパーティー」。会場の「caféあすなろ」は、群響ともゆかりが深い「名曲茶房あすなろ」(1982年閉店)が2013年に再オープンした店舗です。団員と参加者が音楽について気軽に話せる場として、「群響を応援する県民の会」と共催で行われています。